酵母抽出物市場：グローバル展望・予測（2024-2030）

酵母抽出物（Yeast Extract）は、主に酵母（特にサッカロマイセス・セレビジエ（Saccharomyces cerevisiae）など）から得られる食品成分で、非常に栄養価が高いことから多くの用途に利用されています。酵母抽出物は、食品業界をはじめ、飼料業界や医療、製薬など多岐にわたる分野で使用されています。本稿では、酵母抽出物の定義や特徴、種類、用途、関連技術について詳しく説明します。

酵母抽出物の定義としては、酵母細胞を破壊した後、その内容物を抽出し濃縮したもので、主にアミノ酸、ペプチド、ビタミン、ミネラル、核酸等を含んでいます。これにより、食品の風味を向上させたり、栄養価を補強したりする役割を果たします。酵母抽出物には、飲料、スープ、ソース、加工食品などに豊富に利用されており、その風味やコクを増すために貢献しています。

特徴としては、まず、高い栄養価があります。酵母抽出物は、さまざまなアミノ酸を豊富に含んでおり、とりわけグルタミン酸やアスパラギン酸などの旨味成分が多く含まれています。これにより、味覚的な魅力を加えることができ、特に旨味調味料や風味強化剤としての働きが際立ちます。また、酵母抽出物は、天然由来の成分であり、合成保存料や人工調味料を使用せずに風味を向上させるため、消費者の健康志向に応える形で人気があります。

酵母抽出物の種類はいくつか存在します。一般的には、全酵母抽出物（Whole Yeast Extract）と部分酵母抽出物（Partial Yeast Extract）の2つに大別されます。全酵母抽出物は、酵母細胞全体から抽出されるため、さまざまな成分をバランスよく含んでいます。これに対し、部分酵母抽出物は、特定の成分を抽出・濃縮したもので、例えば大きな旨味成分を強調した製品が多く見られます。また、ドライタイプと液体タイプにも分類され、用途に応じて選ばれます。

用途としては、主に食品の風味付けや栄養強化が挙げられます。スープ、ソース、調味料など、味を整えるために広く使われており、特に加工食品においては欠かせない存在です。さらに、この抽出物は、ベジタリアンやビーガン向けの食品にも適しているため、植物由来の代替肉や乳製品の業界でも注目されています。

近年では、酵母抽出物は、飼料の添加物としても利用されるようになっています。特に、家畜や養殖魚の飼料に添加することで、成長促進や免疫力向上の効果が期待されています。これは、酵母抽出物が持つ栄養素や生理活性物質が関与していると考えられています。

医療や製薬の分野でも、酵母抽出物は重要な役割を果たしています。酵母はビタミンB群を豊富に含み、免疫系のサポートや抗酸化作用を持つ可能性があることから、サプリメントや健康食品にも多く使用されています。また、酵母抽出物は、プロバイオティクスやプレバイオティクスの研究においても重要な材料とされており、腸内フローラの改善に寄与することが期待されています。

関連技術としては、酵母抽出物を効率的に製造するための様々な方法が開発されています。酵母の発酵プロセスや細胞壁の破砕技術、抽出方法など、最新の科学技術を用いた研究が進められており、抽出物の品質や生理活性を高めることが可能になっています。たとえば、超臨界二酸化炭素抽出や酵素分解を用いた新しい製造プロセスは、より高品質な酵母抽出物の生産に寄与しています。

また、酵母抽出物は、栄養素のバランスを考慮した製品作りにおいても重要な役割を果たします。食品加工や製造の過程で、酵母抽出物を組み合わせることによって、他の成分との相乗効果を得ることができ、よりおいしい製品が生まれることが期待されます。

酵母抽出物は、食品産業においては非常に重要な成分であり、風味や栄養価の向上を図るために欠かせない存在となっています。その豊富なアミノ酸や栄養素は、多くの領域で注目を浴びており、健康や美容への貢献も期待されています。今後も、酵母抽出物の応用は広がっていくと考えられ、引き続き新たな技術や製品開発が進むことが期待されています。

本調査レポートは、酵母抽出物市場の包括的な分析を提供し、現在の動向、市場力学、将来の見通しに焦点を当てています。北米、欧州、アジア太平洋、新興市場などの主要地域を含む世界の酵母抽出物市場を調査しています。また、酵母抽出物の成長を促進する主な要因、業界が直面する課題、市場プレイヤーの潜在的な機会についても考察しています。
世界の酵母抽出物市場は、2024年にxxxx米ドルと評価され、予測期間中に年平均成長率xxxx%で、2031年までにxxxx米ドルに達すると予測されています。

*** 主な特徴 ***

酵母抽出物市場に関する本調査レポートには、包括的なインサイトを提供し、関係者の意思決定を支援するためのいくつかの主要な特徴が含まれています。

[エグゼクティブサマリー]
酵母抽出物市場の主要な調査結果、市場動向、主要なインサイトの概要を提供しています。

[市場概要]
当レポートでは、酵母抽出物市場の定義、過去の推移、現在の市場規模など、包括的な概観を提供しています。また、タイプ別（芳醇/口どけYE、うま味YE、風味YE、基本YE）、地域別、用途別（肉製品、調味料、ヴィーガン食品、スナック＆ビスケット、その他）の市場セグメントを網羅し、各セグメントにおける主要促進要因、課題、機会を明らかにしています。

[市場ダイナミクス]
当レポートでは、酵母抽出物市場の成長と発展を促進する市場ダイナミクスを分析しています。政府政策や規制、技術進歩、消費者動向や嗜好、インフラ整備、業界連携などの分析データを掲載しています。この分析により、関係者は酵母抽出物市場の軌道に影響を与える要因を理解することができます。

[競合情勢]
当レポートでは、酵母抽出物市場における競合情勢を詳細に分析しています。主要市場プレイヤーのプロフィール、市場シェア、戦略、製品ポートフォリオ、最新動向などを掲載しています。

[市場細分化と予測]
当レポートでは、酵母抽出物市場をタイプ別、地域別、用途別など様々なパラメータに基づいて細分化しています。定量的データと分析に裏付けされた各セグメントごとの市場規模と成長予測を提供しています。これにより、関係者は成長機会を特定し、情報に基づいた投資決定を行うことができます。

[技術動向]
本レポートでは、酵母抽出物市場を形成する主要な技術動向（タイプ1技術の進歩や新たな代替品など）に焦点を当てます。これらのトレンドが市場成長、普及率、消費者の嗜好に与える影響を分析します。

[市場の課題と機会]
技術的ボトルネック、コスト制限、高い参入障壁など、酵母抽出物市場が直面する主な課題を特定し分析しています。また、政府のインセンティブ、新興市場、利害関係者間の協力など、市場成長の機会も取り上げています。

[規制・政策分析]
本レポートは、政府のインセンティブ、排出基準、インフラ整備計画など、酵母抽出物市場に関する規制・政策状況を分析しました。これらの政策が市場成長に与える影響を分析し、今後の規制動向に関する洞察を提供しています。

[提言と結論]
このレポートは、消費者、政策立案者、投資家、インフラストラクチャプロバイダーなどの利害関係者に対する実用的な推奨事項で締めくくられています。これらの推奨事項はリサーチ結果に基づいており、酵母抽出物市場内の主要な課題と機会に対処する必要があります。

[補足データと付録]
本レポートには、分析と調査結果を実証するためのデータ、図表、グラフが含まれています。また、データソース、調査アンケート、詳細な市場予測などの詳細情報を追加した付録も含まれています。

*** 市場区分 ****

酵母抽出物市場はタイプ別と用途別に分類されます。2019年から2031年までの期間において、セグメント間の成長により、タイプ別、用途別の市場規模の正確な計算と予測を提供します。

■タイプ別市場セグメント
芳醇/口どけYE、うま味YE、風味YE、基本YE

■用途別市場セグメント
肉製品、調味料、ヴィーガン食品、スナック＆ビスケット、その他

■地域別・国別セグメント
北米
米国
カナダ
メキシコ
欧州
ドイツ
フランス
英国
イタリア
ロシア
アジア
中国
日本
韓国
東南アジア
インド
南米
ブラジル
アルゼンチン
中東・アフリカ
トルコ
イスラエル
サウジアラビア
アラブ首長国連邦

*** 主要メーカー ***

Angel Yeast、 Lesaffre、 AB Mauri、 DSM、 Lallemand Bio-Ingredients、 ABF Ingredients、 KOHJIN Life Sciences、 Yeastock、 Kerry、 Leiber GmbH、 Sensient BioNutrients、 Zhuhai TXY Biotech Holding、 Shandong Sunkeen、 Tangshan Top BioTechnology、 Qixiang Biotechnology、 Jiangshan Bio-tech、 Yantai Huahai Biochemical、 Biorigin

*** 主要章の概要 ***

第1章：酵母抽出物の定義、市場概要を紹介

第2章：世界の酵母抽出物市場規模

第3章：酵母抽出物メーカーの競争環境、価格、売上高、市場シェア、最新の開発計画、M&A情報などを詳しく分析

第4章：酵母抽出物市場をタイプ別に分析し、各セグメントの市場規模と発展可能性を掲載

第5章：酵母抽出物市場を用途別に分析し、各セグメントの市場規模と発展可能性を掲載

第6章：各地域とその主要国の市場規模と発展可能性を定量的に分析

第7章：主要企業のプロフィールを含め、企業の販売量、売上、価格、粗利益率、製品紹介、最近の開発など、市場における主要企業の基本的な状況を詳しく紹介

第8章世界の酵母抽出物の地域別生産能力

第9章：市場力学、市場の最新動向、推進要因と制限要因、業界のメーカーが直面する課題とリスク、業界の関連政策を分析

第10章：産業の上流と下流を含む産業チェーンの分析

第11章：レポートの要点と結論

1 当調査分析レポートの紹介
・酵母抽出物市場の定義
・市場セグメント
　　タイプ別：芳醇/口どけYE、うま味YE、風味YE、基本YE
　　用途別：肉製品、調味料、ヴィーガン食品、スナック＆ビスケット、その他
・世界の酵母抽出物市場概観
・本レポートの特徴とメリット
・調査方法と情報源
　　調査方法
　　調査プロセス
　　基準年
　　レポートの前提条件と注意点

2 酵母抽出物の世界市場規模
・酵母抽出物の世界市場規模：2024年VS2031年
・酵母抽出物のグローバル売上高、展望、予測：2020年～2031年
・酵母抽出物のグローバル売上高：2020年～2031年

3 企業の概況
・グローバル市場における酵母抽出物上位企業
・グローバル市場における酵母抽出物の売上高上位企業ランキング
・グローバル市場における酵母抽出物の企業別売上高ランキング
・世界の企業別酵母抽出物の売上高
・世界の酵母抽出物のメーカー別価格（2020年～2024年）
・グローバル市場における酵母抽出物の売上高上位3社および上位5社、2024年
・グローバル主要メーカーの酵母抽出物の製品タイプ
・グローバル市場における酵母抽出物のティア1、ティア2、ティア3メーカー
　　グローバル酵母抽出物のティア1企業リスト
　　グローバル酵母抽出物のティア2、ティア3企業リスト

4 製品タイプ別分析
・概要
　　タイプ別 – 酵母抽出物の世界市場規模、2024年・2031年
　　芳醇/口どけYE、うま味YE、風味YE、基本YE
・タイプ別 – 酵母抽出物のグローバル売上高と予測
　　タイプ別 – 酵母抽出物のグローバル売上高、2020年～2024年
　　タイプ別 – 酵母抽出物のグローバル売上高、2025年～2031年
　　タイプ別-酵母抽出物の売上高シェア、2020年～2031年
・タイプ別 – 酵母抽出物の価格（メーカー販売価格）、2020年～2031年

5 用途別分析
・概要
　　用途別 – 酵母抽出物の世界市場規模、2024年・2031年
肉製品、調味料、ヴィーガン食品、スナック＆ビスケット、その他
・用途別 – 酵母抽出物のグローバル売上高と予測
　　用途別 – 酵母抽出物のグローバル売上高、2020年～2024年
　　用途別 – 酵母抽出物のグローバル売上高、2025年～2031年
　　用途別 – 酵母抽出物のグローバル売上高シェア、2020年～2031年
・用途別 – 酵母抽出物の価格（メーカー販売価格）、2020年～2031年

6 地域別分析
・地域別 – 酵母抽出物の市場規模、2024年・2031年
・地域別 – 酵母抽出物の売上高と予測
　　地域別 – 酵母抽出物の売上高、2020年～2024年
　　地域別 – 酵母抽出物の売上高、2025年～2031年
　　地域別 – 酵母抽出物の売上高シェア、2020年～2031年
・北米
　　北米の酵母抽出物売上高・販売量、2020年～2031年
　　米国の酵母抽出物市場規模、2020年～2031年
　　カナダの酵母抽出物市場規模、2020年～2031年
　　メキシコの酵母抽出物市場規模、2020年～2031年
・ヨーロッパ
　　ヨーロッパの酵母抽出物売上高・販売量、2020年〜2031年
　　ドイツの酵母抽出物市場規模、2020年～2031年
　　フランスの酵母抽出物市場規模、2020年～2031年
　　イギリスの酵母抽出物市場規模、2020年～2031年
　　イタリアの酵母抽出物市場規模、2020年～2031年
　　ロシアの酵母抽出物市場規模、2020年～2031年
・アジア
　　アジアの酵母抽出物売上高・販売量、2020年～2031年
　　中国の酵母抽出物市場規模、2020年～2031年
　　日本の酵母抽出物市場規模、2020年～2031年
　　韓国の酵母抽出物市場規模、2020年～2031年
　　東南アジアの酵母抽出物市場規模、2020年～2031年
　　インドの酵母抽出物市場規模、2020年～2031年
・南米
　　南米の酵母抽出物売上高・販売量、2020年～2031年
　　ブラジルの酵母抽出物市場規模、2020年～2031年
　　アルゼンチンの酵母抽出物市場規模、2020年～2031年
・中東・アフリカ
　　中東・アフリカの酵母抽出物売上高・販売量、2020年～2031年
　　トルコの酵母抽出物市場規模、2020年～2031年
　　イスラエルの酵母抽出物市場規模、2020年～2031年
　　サウジアラビアの酵母抽出物市場規模、2020年～2031年
　　UAE酵母抽出物の市場規模、2020年～2031年

7 主要メーカーのプロフィール
※掲載企業：Angel Yeast、 Lesaffre、 AB Mauri、 DSM、 Lallemand Bio-Ingredients、 ABF Ingredients、 KOHJIN Life Sciences、 Yeastock、 Kerry、 Leiber GmbH、 Sensient BioNutrients、 Zhuhai TXY Biotech Holding、 Shandong Sunkeen、 Tangshan Top BioTechnology、 Qixiang Biotechnology、 Jiangshan Bio-tech、 Yantai Huahai Biochemical、 Biorigin

・Company A
　　Company Aの会社概要
　　Company Aの事業概要
　　Company Aの酵母抽出物の主要製品
　　Company Aの酵母抽出物のグローバル販売量・売上
　　Company Aの主要ニュース＆最新動向
・Company B
　　Company Bの会社概要
　　Company Bの事業概要
　　Company Bの酵母抽出物の主要製品
　　Company Bの酵母抽出物のグローバル販売量・売上
　　Company Bの主要ニュース＆最新動向
…
…

8 世界の酵母抽出物生産能力分析
・世界の酵母抽出物生産能力
・グローバルにおける主要メーカーの酵母抽出物生産能力
・グローバルにおける酵母抽出物の地域別生産量

9 主な市場動向、機会、促進要因、抑制要因
・市場の機会と動向
・市場の促進要因
・市場の抑制要因

10 酵母抽出物のサプライチェーン分析
・酵母抽出物産業のバリューチェーン
・酵母抽出物の上流市場
・酵母抽出物の下流市場と顧客リスト
・マーケティングチャネル分析
　　マーケティングチャネル
　　世界の酵母抽出物の販売業者と販売代理店

11 まとめ

12 付録
・注記
・クライアントの例
・免責事項

図一覧

・酵母抽出物のタイプ別セグメント
・酵母抽出物の用途別セグメント
・酵母抽出物の世界市場概要、2024年
・主な注意点
・酵母抽出物の世界市場規模：2024年VS2031年
・酵母抽出物のグローバル売上高：2020年～2031年
・酵母抽出物のグローバル販売量：2020年～2031年
・酵母抽出物の売上高上位3社および5社の市場シェア、2024年
・タイプ別-酵母抽出物のグローバル売上高
・タイプ別-酵母抽出物のグローバル売上高シェア、2020年～2031年
・タイプ別-酵母抽出物のグローバル売上高シェア、2020年～2031年
・タイプ別-酵母抽出物のグローバル価格
・用途別-酵母抽出物のグローバル売上高
・用途別-酵母抽出物のグローバル売上高シェア、2020年～2031年
・用途別-酵母抽出物のグローバル売上高シェア、2020年～2031年
・用途別-酵母抽出物のグローバル価格
・地域別-酵母抽出物のグローバル売上高、2024年・2031年
・地域別-酵母抽出物のグローバル売上高シェア、2020年 VS 2024年 VS 2031年
・地域別-酵母抽出物のグローバル売上高シェア、2020年～2031年
・国別-北米の酵母抽出物市場シェア、2020年～2031年
・米国の酵母抽出物の売上高
・カナダの酵母抽出物の売上高
・メキシコの酵母抽出物の売上高
・国別-ヨーロッパの酵母抽出物市場シェア、2020年～2031年
・ドイツの酵母抽出物の売上高
・フランスの酵母抽出物の売上高
・英国の酵母抽出物の売上高
・イタリアの酵母抽出物の売上高
・ロシアの酵母抽出物の売上高
・地域別-アジアの酵母抽出物市場シェア、2020年～2031年
・中国の酵母抽出物の売上高
・日本の酵母抽出物の売上高
・韓国の酵母抽出物の売上高
・東南アジアの酵母抽出物の売上高
・インドの酵母抽出物の売上高
・国別-南米の酵母抽出物市場シェア、2020年～2031年
・ブラジルの酵母抽出物の売上高
・アルゼンチンの酵母抽出物の売上高
・国別-中東・アフリカ酵母抽出物市場シェア、2020年～2031年
・トルコの酵母抽出物の売上高
・イスラエルの酵母抽出物の売上高
・サウジアラビアの酵母抽出物の売上高
・UAEの酵母抽出物の売上高
・世界の酵母抽出物の生産能力
・地域別酵母抽出物の生産割合（2024年対2031年）
・酵母抽出物産業のバリューチェーン
・マーケティングチャネル

★当レポートに関するお問い合わせ先(購入・見積)★

■ 英文タイトル：Yeast Extract Market, Global Outlook and Forecast 2025-2031
■ レポートの形態：英文PDF
■ レポートコード：MON24MKT518189
■ 販売会社：H&Iグローバルリサーチ株式会社（東京都中央区）

■ お問い合わせフォーム ⇒ https://www.marketreport.jp/contact